同じ学校でも模試によって偏差値が変わる理由
中学受験では、複数の団体が模試を実施しています。保護者の方がよく目にするのは、首都圏模試センター・四谷大塚・日能研の3つとされています。同じお子さんが別々の模試を受けると、偏差値の数字が違うことがあります。
偏差値は、その模試を受けた集団の中での位置を表す数字です。集団が変われば、同じ学力でも数字は変わります。学校ごとに示される偏差値も、同じ仕組みで決まるとされています。
つまり、模試による数字の差は、学校そのものの差ではありません。どの集団を基準にしたかの違いです。
受験する層の違いが数字に表れる
3つの模試は、受験する層が異なるとされています。塾の在籍者が中心になる模試もあれば、塾を問わず幅広い層が受ける模試もあります。この違いが、偏差値の出方に影響すると言われています。
一般に、受験者の学力層が高いほど、同じ学校の偏差値は低めに出ます。逆に、幅広い層が受ける模試では、高めに出るのが一般的です。同じ学校の数字が模試ごとにずれるのは、このためとされています。
それぞれの模試の受験者層や規模は、年度によって変わります。最新の内容は、各模試の公式サイトでご確認ください。
どれが正しいという話ではない
3つの模試に、正しい・正しくないの区別はありません。それぞれが、自分の受験者集団の中での位置を示しているだけです。目的の違うものさしを、同じ目盛りとして比べることはできないとされています。
大切なのは、いま見ている数字がどの模試のものかを意識することです。異なる模試の数字を並べて比べると、判断を誤ることがあります。比べるなら、同じ模試の中で見るのが基本です。
志望校の判定に使うときに気をつけること
判定を見るときは、同じ模試を継続して受けることが勧められています。回ごとの変化を見ることで、位置の傾向がつかめます。1回の結果だけで判断しないことが大切です。
判定は、その時点での目安として示されるものです。合否を保証するものではありません。判定の基準や区分は、模試によって異なるとされています。
模試ごとに、出題の範囲や形式も異なります。受けた模試の内容が、志望校の入試と近いとは限りません。過去問との相性は、別に確かめる必要があります。
志望校の受験者が多く受ける模試を選ぶと、判定の参考にしやすいと言われています。どの模試がそれにあたるかは、通っている塾に相談するのが確実です。
本サイトと模試主催者の関係
本サイトは、これらの模試主催者とは一切関係がありません。模試の運営や判定に関わる立場でもありません。
本サイトでは、模試の偏差値そのものを掲載していません。個別の模試の日程・費用・申込方法についても、本サイトでは確認できていません。各模試の公式サイトでご確認ください。